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フォトリーディング

NLPの方法論を使った速読術「フォトリーディング」について、そのシステムや実際のやり方、効果についてまとめています。

普通の速読とはここが違う

「フォトリーディング」は、ただ文字を速く読むための速読術ではありません。脳の中で使っていない部分を使えるようにし、そのことで情報処理を速くするというテクニックです。NLPを中心とした、最新の心理学や行動学の結果が用いられています。

NLPはそもそも、人間がどのように外界の情報を認識・記憶し、どのように考え行動するかという研究。「外界の情報=本などの文字情報」と置きかえると、NLPの考え方を本の読み方に応用できるのです。

具体的にはどのように脳の可動域を増やすのでしょうか。普通、読書では言語をつかさどる左脳を使います。その間、数字や画像をつかさどる右脳はあまり使われることがありません。フォトリーディングのテクニックでは、まず右脳を使って文字を画像として脳内に取り込みます。さらにその内容を理解し、アウトプットするために左脳を使います。こうして脳全体を使った読書が可能になるのです。

こんなことができるようになる

フォトリーディングでは、単に文字が速く読めるようになる以外にも、以下のようなメリットがあります。

  • 本がそれまでの10分の1程度のスピードで読めるようになる。
  • 文章の内容がすばやく要約できるようになる。
  • 電子メールの処理が速くなる
  • 柔軟なアイディアが生まれるようになる。

このような効果から、ビジネスや学習の能率がぐっとあがります。自分の能力に自信が持てるようになるので、余裕ができ、対人関係をよくする効果も期待できるでしょう。
実際学ぶには、独習では難しい点も多いので、短期間のセミナーに参加してみるがおすすめです。

では実際に高速で本を読むための、5つのステップを見ていきましょう。

フォトリーディングの5つのステップ

  1. 準備
    第一に必要なのは、目的を持つことと集中することです。子供のころ、教科書を読むのは苦痛だったのではないでしょうか。これはなぜかというと、先生に言われるままにやみくもに文字を追って読んでいたせいです。目的なしに本を読んでも、文章の内容が頭に入ってきません。まず、その本を読んで何を知りたいか、自分がどうなりたいか、目的を持ちましょう。続いて、右脳を活性化させるためにリラックスした集中状態をつくります。肩の力を抜いて深呼吸しましょう。
  2. プレビュー
    本全体をざっと見て、これから読もうとしている内容を整理し、吸収しやすい状態にする行程です。 まずはタイトル・表紙・裏表紙・目次など、本の内容が要約されていると思われる部分に目を通します。続いて本をパラパラとめくって、何度も目に入る単語をいくつか探しましょう。それが本のキーワードになります。以上を踏まえて、本当にその本が読む価値のあるものかどうか、検討してみましょう。プレビューは時間をかけてしまうと左脳だけで読んでしまうので、意味がありません。1分くらいで行いましょう。
  3. フォトリーディング
    1ページ1秒程度の速さで、ページをめくっていきましょう。文字を一つずつ追わないように、両目で左右のページ全体を見るようにします。情報を脳に画像として送り込むためです。この方法で情報を頭に入れるには「スピード学習モード」に入らなければなりません。リラックスした集中状態と、しっかりした自己肯定感が必要になります。この行程については特に、セミナーなどで一度習うのがよいと思います。
  4. アクティベーション
    フォトリーディングで得た情報を、使いたいときに引き出せるようにします。読了後、数分~一晩置いてから、その本に何が書いてあったか自問自答し、内容を頭の中で図解するような行程です。
  5. 高速リーディング
    通常の読書のように、時間をかけて本を読んでいきます。ですが、上の4つのステップを組み合わせることで、より理解が深まり、内容をさまざまに応用できるようになります。
 
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